犬猫の歯は人より丈夫そうですが、実は人よりも簡単に傷がついてしまいます。おやつや歯磨き代わりに硬いものをあげるのは気を付けてください。歯が割れてしまうことがあります。また人は虫歯が有名ですが、わんちゃんねこさんには虫歯はほとんどありません。わんちゃんねこさんでは歯肉炎、歯周病に起因する症状がほとんどです。上記の症状もほとんどが歯周病の症状です。日ごろの歯磨きなど口腔ケアが大切ですが、ご希望のある方はご指導いたしますのでおしゃってください。しかしながらすべてのわんちゃんねこさんがしっかりとした口腔ケアができるわけではありません。そのような場合は状況に合わせてスケーリング(歯石の除去)を行います。ご相談ください。また口腔内環境を整えるお薬、サプリメントを各種ご紹介いたします。
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※歯科のよくある病気
皮膚という組織はあまり意識しにくいですが、外界の環境から体を守る大切な組織です。皮膚は体積が大きく実は一番大きな臓器です。外界からの刺激を感じたり、刺激から体を守ったり、水分などの保持を行っています。皮膚は表面にある組織であるため、ご家族も異常に気が付きやすいので、気になる症状がありましたら早めにご来院ください。当院では皮膚科の認定医の先生に出張していただいて定期的に皮膚科の専門診療を行っています。他院の患者様でも受診できますので、お気軽にお問合せ下さい。なかなか治らないその皮膚病、専門家に診てもらいませんか?※専門家による皮膚科診療のご案内
当院には動物の皮膚科に所属の認定医がいらっしゃいます。専門家の執筆された皮膚にかかわるコラム等、正しい情報をご参照下さい。
※検査治療の流れ
【皮膚の病気】
テキスト・文章が入ります。テキスト・文章が入ります。
人は耳鼻科があるので、皮膚科で耳を診ていただくことはありませんが、動物病院では耳は皮膚科の領域になります。当院では治りの悪い外耳炎の際はオトスコープ(外耳道用のカメラ)を入れて確認をさせていただいています。オトスコープを使うことで、より奥の耳の状況の確認としっかりとした洗浄やしこりがあった場合には検査(組織生検)が可能になります。『他院で治らない外耳炎の原因が実は耳の奥に落ちていた草の種だった』なんてことも。ぜひぜひ診させてください。
消化器は、消化管である食道・胃・小腸・大腸、さらに消化にかかわる膵臓・肝臓・胆嚢などの臓器の総称です。どこに問題があって症状が出ているかを調べるために、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、場合によっては麻酔下で内視鏡検査を行う場合もあります。体重が3㎏以上あれば当院では口から十二指腸まで内視鏡検査が可能なことがほとんどです。お尻からは体重にかかわらず結腸まで観察可能です。
*消化器症状で来院される場合は出来る限り『便』をご持参ください(ジプロックやナイロンの袋に入れてください)。診断を考える上で一助になります。※検査治療の流れ▶
【わんちゃんに多い消化器の病気】
胆のう粘液嚢腫、肝障害、門脈体循環シャント、膵炎、急性胃腸炎(下痢嘔吐)、慢性腸症、炎症性ポリープ、会陰ヘルニア など
【ねこさんに多い消化器の病気】
膵炎、肝リピドーシス、胆管肝炎 など
腎臓は血液から老廃物を集めておしっことして体の外に捨てるための組織です。現在腎臓病は癌、循環器疾患にならび3大死因の一つとなっています。慢性腎不全のようにゆっくりと進行していく状況から中毒や尿路結石により急性腎不全を起こし、急激に悪化する場合があります。普段からペットドッグを活用し、早期発見し治療の開始を心がけましょう。当院では尿検査、血液検査、レントゲン検査、腹部超音波検査、血圧測定などを行い、総合的に診断を行います。※検査治療の流れ▶
【腎臓の病気】
慢性腎不全、急性腎不全、膀胱炎、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石 など
現在では犬・猫も長寿になった結果、亡くなる原因として、心臓病は癌、腎不全と共に「3大死因」の1つになっています。当院では、弁膜症、肺高血圧症、不整脈、心筋症、先天性心疾患などの診断・治療を行います。院長が京都で勤めていた病院は循環器が得意な動物病院であったため、循環器は院長の得意な分野の一つです。心疾患では夜間に急に状況が悪くなることも多くあります。当院では夜間もできる限り対応いたします。※検査治療の流れ▶
【循環器の病気】
僧帽弁閉鎖不全症、肺高血圧症、先天性心疾患(肺動脈弁狭窄、動脈管開存症、心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、心筋症(肥大型、拘束型、拡張型)不整脈性疾患 など
呼吸器とは鼻から喉、気管、気管支、肺のどこかで問題がある場合ですが、胸腔(肋骨の内側)内に異常がある場合も呼吸器疾患と表現することが多いです。特に猫では呼吸が悪くて来院され、検査をしてみると胸に膿が溜まっているということも多々あります。検査はレントゲン検査、超音波検査、血液検査をみて総合的に判断します。あまりにも呼吸が悪い場合はまず酸素室に入ってもらって状態を少しでも良くしてから検査をすることもあります。状況が悪くなっていくとARDS(急性呼吸窮迫症候群)と呼ばれるような厳しい状況に陥ることがあります。異常に気が付いたら早めにご来院ください。※検査治療の流れ▶
【呼吸器の病気】
ケンネルコッフ、細菌感染性肺炎、好酸球性肺炎、間質性肺炎、喘息、気胸・膿胸、漏斗胸 など
わんちゃんねこさんでは人間の様に視力がどれだけ残っているかの検査は難しいのが実情です。大まかに①見えている②見えにくそうだ③見えていないに分けられていきます。そのため動物病院では『見えにくいかも、眼の充血、痛み、涙が多い』などの問題で診させていただくことが多いです。目はご家族が異常に気が付きやすい部位ですので、気になることがありましたらご相談ください。※検査治療の流れ▶
【眼の病気】
鼻涙管閉塞、流涙症、ドライアイ、角膜障害、緑内障、白内障、核硬化症、網膜剥離 など
ガンという言葉が一般的に使われますが、世間で『ガン』といわれるものは獣医では『腫瘍』という言葉を使います。すべての細胞はまず「上皮系細胞」と「間葉系細胞」の二つに分けられます。上皮系細胞は皮膚や粘膜など組織の表面にある細胞です。間葉系細胞は筋肉や骨など内側にある細胞です。腫瘍の中でも上皮系の良性腫瘍を『〇〇腫』といい、上皮系の悪性腫瘍を『△△癌』といいます。また間葉系の良性腫瘍を『□□腫』といい、間葉系の悪性腫瘍を『××肉腫』といいます。腫瘍といっても、良性悪性、発生する臓器、大きさ、転移の有無により病気の重症度・治療法が様々です。腫瘍の治療の第一歩は『確定診断』です。そのために、腫瘍科ではまず、見つけること。見つけたら検査で診断名をつけます。診断名がついたら、治療方針が決まります。良性腫瘍の多くは切除で治ることが多いですが、悪性腫瘍の場合は切除後も治療が必要な場合もあります。最近は分類が進み、悪性腫瘍でも早期発見、早期治療で完治が見込める事例も増えてきています。確定診断後は治療方針の相談になります。悪性腫瘍の中には放射線療法が適応の物もあります。その場合大学病院に放射線治療機がありますので大学病を紹介させていただく場合もあります。
※腫瘍疾患の治療の流れ▶
腫瘍治療の3大治療は、①外科治療 ②化学療法(抗がん剤治療) ③放射線療法です。現在はこれに第三の治療法として、免疫療法や温熱療法などが挙げられます。また状況によってはターミナルケア(緩和的治療)も選択肢に上げられます。※詳細はこちら▶
動物病院で診る血液内科というと免疫介在性白血球減少症、免疫介在性貧血、免疫介在性血小板減少症の単独疾患または複合的疾患がほとんどです。これらはほかの原因でも起こることも多いので、血液検査や骨髄生検、検査センターへ送る血液検査などの検査や超音波検査やレントゲン検査などを行い他の疾患を除外し診断をしていきます。調べていくと癌が原因で続発的に免疫介在性貧血が起きている、ということも多々あり診断が難しいことも多く経験する疾患です。
【よく見る疾患】
免疫介在性白血球減少症、免疫介在性貧血、免疫介在性血小板減少症
神経の症状は急に劇的な症状を起こすことがあります。さっきまで歩けていたのに急に立てなくなった。さっきまで普通だったのに急に痙攣をおこした。朝は普通だったのに帰ってきたら転げまわっている。そんなことがある日突然起こることがあります。何かしら症状が出たときはもし気持ちに余裕が少しでもあれば、30秒ほどでもよいので症状を動画に収めていただければと思います。特に痙攣発作は病院に来た時には落ち着いていることが多々あります。ご家族が『発作』と表現するものが実は痙攣発作ではなく振戦(震え)であったということもあります。動画を見させていただけると診断が早くできることがあります。
院長は京都の動物病院で働いていたときはKyotoARという施設で麻酔を担当させていただきながら画像診断を勉強させていただきました(ホームページを見ると院長がお世話になっていた時からだいぶ変わりすごい施設になってらっしゃいます。)。また東京の動物病院で働いていた時に大学の神経科に研究生として在籍し、休みの日には大学病院神経科で勉強をさせていただきました。
※検査治療の流れ▶
【よくある疾患】
てんかん様発作、前庭障害、椎間板ヘルニア など
内分泌科の病気は犬・猫、年齢、性別などによってなりやすい病気があります。症状やプロフィールから病気を疑っていき、血液検査、エコー検査などを行い診断していきます。
【よくある疾患】
甲状腺機能低下症、クッシング症候群、アジソン病、甲状腺機能亢進症、糖尿病 など
雌ネコさんで特にノラ猫さんを飼い始めたのだけど、最近おなかが大きくなってきたとご相談を受ける場合があります。その場合に妊娠の有無を確認させてもらうことができます。また、当院はわんちゃん・ネコさんがご自宅で出産される場合に頭数の確認や順調に育っているか?また帝王切開が必要になったときに緊急の手術の対応を致します。ワンちゃんでは特に夜間早朝に緊急手術が必要な場合がありますので、あらかじめかかっていただくとよいと思います。こちらで経過を見てない場合、手術の準備などの問題もありますので緊急時に対応ができない場合もあります。事前に診察をさせていただいていくことで、まず緊急な場合がありそうなのか?また出産のタイミングがおおよそわかることで当院も帝王切開が入るかもと心づもりをすることができます。そうすることでより安全な出産が可能になります。
下記は当院で比較的多く遭遇する疾患です。その他の手術も行っていますのでご相談ください。他院で手術は難しいと言われた場合、その他の事情で手術を受けることが難しい場合、一度セカンドオピニオンを受けていただければと思います。
【実施手術症例】
各種骨折、椎間板ヘルニア・尿管転移術・尿管ステント設置術・包皮切除(皮膚包皮形成術)・会陰ヘルニア、甲状腺切除・前立腺切除・異所性尿管整復術・PDA(先天性心臓血管異常)・軟口蓋過長整復(短頭種)・鼻孔拡張術・全臼歯抜歯(猫の難治性口内炎)・下顎骨切除・眼球摘出術・眼瞼腫瘤切除、眼瞼形成術(大きな眼瞼のしこりの場合に眼の形を整えます)・難治性角膜潰瘍(SCCEDs)処置・膀胱切開術・膿胸に対するドレーン処置・去勢・避妊・子宮蓄膿症・食道/胃チューブ設置、腹壁ヘルニア整復 など他多数
消化器・腹部疾患
胆のう摘出術、腸切開・腸切除(異物・腫瘍など)・直腸引き抜き術・胃捻転に対する胃固定・唾液腺嚢胞の切除・脾臓腫瘍切除・肝臓腫瘍切除、その他各種ガンの切除 など他多数※詳しくはこちら▶
サルベージ手術とは、腫瘍等で手術を行ったが、取り切れていなかったり、再発したりしたため拡大手術(より広範囲に切除し直す)を行うことです。また他院で一度手術を行ったが、上手くいかなかった手術の再手術も行います。
これらの手術は正常な構造と術式を理解していることに加え、イレギュラーな状況を手術中に把握しながら術式を検討していく必要があり、より高度な技術経験が必要な手術です。また、他院からのセカンド・オピニオン、または再手術では自発性慢性角膜上皮欠損症や犬の会陰ヘルニア整復術や猫の会陰尿道造瘻術が多く経験しています。
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【整形疾患】
椎間板ヘルニア、骨盤骨折、後肢の骨折、前肢の骨折、大腿骨頭切除(レッグペルテス)、股関節脱臼整復、前十字靭帯断裂整復術、膝蓋骨脱臼の整復術、断脚術、断指、断尾、下顎、骨切除 など、